税務の話題
「令和4年度 税制改正大綱」が発表されました
1月恒例!昨年12月に発表された「税制改正大綱」のご案内です。
令和4年度のテーマは〔 成長と分配の好循環 〕と〔 コロナ後の新しい社会の開拓 〕。
今月は、メディアでもまず取り上げられている、令和4年度の中心的な内容3つをご紹介いたします。
1.積極的な賃上げ等を促すための措置(法人税・所得税)
「賃上げに係る税制措置としては過去最高水準の税額控除率」と謳われています。
令和4年4月1日以降に開始する事業年度が対象です。
2.住宅ローン控除等の見直し(所得税)
令和3年度税制改正大綱において
「控除額や控除率のあり方を令和4年度税制改正において見直すものとする」
と具体的にいわれていた改正です。多くの見直しが入りました。
内容の詳細は、別ページでご紹介しています。
↓住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)の改正について↓
https://miyagitax.com/tax-news/2209
3.電子取引の取引情報に係る電磁的記録の保存への円滑な移行のための宥恕措置の整備
令和4年1月1日以降の取引について
「電子で発行・受領した証憑は電子での保管義務があります!」
とご案内をさせていただいた、あの「電子帳簿保存法」の内容です。(事務所通信 第44号)
2年間の猶予が設けられ、慌てて準備をする必要はなくなりました。それでも、現在は、令和5年12月31日にこの“宥恕措置”が終了することになっています。証憑保存のツールについては、私たちも、利用する会計ソフトベンダーさまより情報が入り次第、お伝えしてまいります。利用ソフトは費用だけでなく、その先の利便性も考慮して考えていきましょう!
制度のご紹介
まもなく申請開始!?「事業復活支援金」
申請開始時期等の情報が発表されましたら、ご案内いたします!
↓画像をクリックでPDFが開きます↓